ヤギチーズを求めて南木曽町のヤギ牧場に行ってきた。
初めて食するゴートチーズ、その味わいの深さに感動!帰りの途中でワインを仕入れてしまったほど、頭の中はワイン晩酌のことで一杯になってしまった。なので、ここは絶対に行って食べてみるべし!

マウカラニ ゴートファームがそのヤギ牧場、大桑村のお隣の南木曽町吾妻にある。うわさには聞いていたけれど訪れるのは初めて。ホームページを見たら2024年は4月6日(土)からオープンで、毎週土日月の3日間の営業だそうだ。オープン初日は混むかなぁ?って思って8日(月)のオープン時間の10時に合わせて行って見た。
R19から妻籠方面にR256を上る。ずーっと行くと富貴畑高原温泉郷の看板が左に見えてくる。これを過ぎてすぐの左側にゴートファームの看板が出てくる。

この看板のところを左に入ってくねくね道を上がるとゴーゴファームのゲートとゲストパーキングが現れる。

車を降りると早速沢山のヤギさん。こんな自然のなかで育っていると、幸せいっぱいのミルクをだすんだろうなぁ。。。って思いながら坂を下ってショップに向かう。

これまたオシャレなショップだ。木曽の山の中、それも南木曽町吾妻、ここにハワイの風が吹いてる。つい先日までは雪が積もってたんだろうなぁって考えながらワイキキビーチを歩いた家族旅行を思い出す。

奥にはチーズのショーケースがある。真ん中にFarmstead Artisan Goat Cheeseとある。農場職人のゴートチーズと訳すのがいいんだろうか。オーナーのこだわりを感じる。

試食でKALIMAスライスとPupuを頂いた。KALIMAは表面をビールで洗うそうで、実際奥深い豊かな味わいになっている。このKALIMAを食べ付けたら他のチーズは絶対に物足りなくなってしまう、実に危険なチーズだ。

Pupu(ハワイ語でおつまみの意味らしい)は、チーズ自体が若干控えめであるPa’ akaiにブラックペッパーとフェンネルでアクセントをつけたもので、ほのかな酸味が絶妙。帰り道でワインを調達せざるを得ない精神状態にしてしまう、これまた危ないチーズだ。


Pa’ akai in Olive Oilはガーリック等とともにPa’ akaiをオリーブオイルに漬けたもの。これでパスタを作ったら「これ絶対にうまいヤツ」間違いない。バケットの上にPa’ akaiを乗せて、このオリーブオイルを付けて食べたら、、、とか思考全体がそっち方向にオフセットしてしまって、思いっきり食欲中枢スイッチが入る。

KALIMAは真空パックのブロックで販売されている。この時は13.5円/gだった。これをスライスしている時はとっても幸福な気持ちになれるだろう。

聞くところによると現在45頭ほどのヤギが居て、現時点では12頭程から搾乳できるそうだ。今は子ヤギが生まれる季節で今年は現時点で17頭程の赤ちゃんヤギがいるとか。搾乳されたミルクはこの子ヤギたちに優先的に与えているそうで、フレッシュチーズ製作にまでなかなか回らないとか。でも、フレッシュチーズがショーケースに登場するのは時間の問題らしい。
ここでチーズを味わうことも出来て、そのためのドリンクも販売されている。もちろんお土産も。

ジェラートやシャーベットもフリーザーで待っててくれる。R256を通りかかった時にここでジェラート休憩も実にイイね。


次回はフレッシュチーズがショーケースに並んだ頃に行って見よっと。
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