2024年3月13日、今日は元ちゃんが企画してくれた麦栽培の技術指導の日。
めちゃくちゃ寒い日になってしまったが、県から技術指導員の方に和村の麦畑まで来ていただいた。
この畑に蒔いてある麦はゆめかおりだ。
まず、ゆめかおりの幼穂(ようすい)を見せていただいた。正直、今日初めて幼穂という単語を聞いた。だから最初はどんな漢字かわからなかったのだ。

これが麦の穂になるそうだ。今年は暖冬ということで、ここの麦も生育が早いらしい。幼穂が出てからめちゃくちゃ寒くなるとこの幼穂も耐えられなくて枯れちゃうそうだ。これから寒い朝はこの幼穂のことが気になっちゃう。

肥料、雑草対策、病害虫防除についていろいろと教わった。雑草にはハーモニー75DF、うどんこ病・赤かび病にはシルバキュアフロアブル2000と対処薬剤を教えて頂いた。これらは対処療法なので必要と判断された時に実施すればよい。けれども肥料は一筋縄ではいかないようだ。

ここの麦畑は以前は田んぼだったんだけれど、数年間は休耕していて雑草が生い茂っていた。げんちゃんの田んぼでもそうだったんだけれど、そういう土地は栄養分が豊富な場合が多いらしい。つまり、土地の栄養状況がコントロールされていないのだ。そういう土地への肥料散布は過栄養となってしうことがあるそうで、その場合は麦がずんずん伸びちゃうそうだ。伸びすぎると麦が倒れる。倒れると機械で刈り取りができない。さあ、困ったって事になる。

なるほど、過ぎたるは及ばざるが如しって訳だ。これは難しい。とりあえず追肥は与えないで様子を見る(現状を把握する)とのが良いと指導をいただいた。
ここで収穫された小麦で作ったピザで祝う収穫パーティが待ち遠しい。
コメント