2024年7月4日、元ちゃんの小麦試験圃場での麦刈り取りが始まった。
元ちゃんから連絡を受けて、慌てて(でもちょっと遠出してたので連絡から約4時間後)に元ちゃんの小麦試験圃場に行ってみた。
アリーナが1/3、ゆめあかりとゆめちからがそれぞれ1/6、刈り取られていた。背丈の高いアリーナは麦が倒れ始めたそうで、見るからに作業が大変そうだ。
刈り取りは去年稲の刈り取りでも活躍した1条稲刈り機。
元ちゃんの「小麦畑で説明会」で説明があったけれど、この麦畑は品種と育成条件で9区画に分割されている。この分割ごとに収量確認が必要になるので、区画が異なる麦を混ぜちゃう訳にはいかない。そんなもんだから、区画ごとに「はざかけ乾燥」をすることになる。これは大変だー。
この”はざ”はアリーナの平畝(盛り上がった畝を作らない)と畝立(畝あり)+窒素多の”はざ”。アリーナは麦の丈がとても高いから、”はざ”も高く作られてる。ちょっとはざかけ作業が大変な高さだね。
こっちは「ゆめちから」(奥)「ゆめあかり」(手前)の平畝。それぞれの区画は8畝が栽培されているので、こっちはまだ半分(4畝)残ってる。麦の背丈が低いので”はざ”も低め。
刈り取りが終わっていない残りの平畝の4列を見ると、確かに左側の畝立をしている列とは生育が違う(ちょっと小さい)ように見える。
拡大してみると中央から左側の畝立+窒素多はちょっと大きい。この生育の差が収量にどんな差をもたらすのか、とっても興味深い。
こういう実験って、その結果を後から参照する人にはデータ取りの苦労が伝わりにくいけど、小麦栽培の普及の為にはとっても重要な作業。元ちゃん、ありがとー。
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